不安と恐怖
パニック障害者にとって一番つらいのが
パニック発作ではないでしょうか?
いつ何時襲ってくるかも知れない あの恐怖感
といったら、体験者にしか絶対分からないものだと思います。
でも、何故不安感と恐怖感に襲われるのでしょうか?
明確なメカニズムは未だ解明されていない様ですが
パニック障害でない人でも日常生活において不安と恐怖を感じているのです。
でも、常日頃から不安に感じているわけではないのです。
不安とは『何が原因か』ということがはっきりしないからこそ不安なのであって
原因が明らかになればそれは『恐怖』に変わる
これは精神分析学の父フロイトの言葉だそうです。
普通は何か 『原因』 があって、それに対する
不安感や恐怖感を感じるのですが
パニック障害者にとっては 不安感自体 が恐怖なのです。
それがなかなか未経験者には判ってもらえないもどかしさがあります。
・飛行機が不安
・渋滞が不安
・高速道路が不安
・エレベータが不安
・高いビルが不安
・等
様々な不安要素がありますが
共通しているのは
すぐにそこから移動出来ない空間(状況)に一定時間拘束される
という点です。
何故そう思ってしまうのでしょうか?
それは
自分が過去にパニック発作に襲われた経験のある状況に置かれる
ということなんです。
いわゆる 『トラウマ』 というやつですね。
これがパニック障害を治療するのに最大の 敵 になります。
薬でトラウマは治りません。
ですから当然、薬でパニック障害も治りません。
トラウマを消し去るには新しい体験を上塗りするしかありません。
ですから、あえていやな状況に身を置いて
『大丈夫だった』 という経験を積むしかないんです。
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